コロナで「自宅内ブラック」の罠、「貧困東大生」が教える時間術

「踏ん切りが悪い場所」で作業をやめる

吉村智樹
ライター・放送作家

週に4日アルバイトをしながら東大に合格した布施川天馬さん。秘訣は意外な「時間術」にありました=吉村智樹撮影

新型コロナウイルス禍の影響で「リモートワーク」が広まるなど、働き方は大きく変わりました。同時に、在宅勤務では「時間をうまく使えない」という新たな悩みが生まれています。自分一人しかいない環境で仕事モードに切り替えられず、SNSをのぞき見たり、スマホのゲームに没頭したり……。浪人時代、週4日もバイトを入れながら東大に合格した自身の時間術を書籍化した布施川天馬さん(24)は、あえて「キリの悪さ」を作ることが大事だと言います。だらだら仕事を続ける「自宅内ブラック環境」に陥らないためにはどうすればいいか。子育てや介護など、日々、時間に追われる人にも役立つ時間術を布施川さんに聞きました。(吉村智樹)

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