空間除菌「イメージ戦略」行政に波及、炎上で“誰も得しない”てん末

朽木誠一郎
朝日新聞デジタル企画報道部記者

さまざまな「除菌」をうたう用品があるが……。※画像はイメージ

コロナ禍で話題になった空間除菌用品ですが、人への有効性や安全性は未確立であり、さまざまな問題点が指摘されています。その一つが、薬機法に違反するため「コロナ対策」とうたえないメーカー側による「イメージ戦略」です。

「効きそう」なイメージを巧みに宣伝した結果、行政も導入する事態に。しかしその結果、行政が勝手に「コロナ対策」をうたってしまい、炎上するケースも重なりました。結果として“誰も得をしない”てん末を振り返ります。(朝日新聞デジタル機動報道部・朽木誠一郎)

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