紙面埋める1万4千の点「鳥肌が立った」長崎新聞、8月9日への思い

「スルー」させないため考えた〝違和感〟

神戸 郁人

点で構成された新聞広告。異様なビジュアルには、平和への切なる願いが込められていました。

紙面を埋め尽くすように、びっしりと並んだ無数の点――。長崎新聞が掲載した見開き広告が、ネット上で大きな反響を呼んでいます。シンプルな構成に心をつかまれ、「思わず鳥肌が立った」と述べる読者が続出しているのです。「平和の祈り」の発信に一役買ったデザイン。これまでも「引っかかりのある違和感」にこだわってきた担当者の話を聞きました。(withnews編集部・神戸郁人)

続きを読む