企業のキャラの名、ジェンダー配慮する時代に 講談社文庫の舞台裏

「4文字」に社員100人の知恵を結集

コウエツさんのことばなし

講談社文庫の新キャラクターのしおり

ちょこんと座って、つぶらな瞳で本を読みふけるシロクマ。最近、書店でこんな姿を見かけませんでしたか? Suicaのペンギンやチーバくんで知られる、イラストレーターの坂崎千春さんが手がけた講談社文庫の新キャラクターで、名を「よむーく」というそうです。不思議な響きが気になり出版社に由来を尋ねてみると、シンプルにも見えるネーミングの舞台裏に、実は100人以上の社員が関わる壮大なプロジェクトがありました。(朝日新聞校閲センター記者・森本類)

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