『ちはやふる』作者が明かす、冒頭シーンの意味「私、1枚取るし」

0-25で負けるはずだったけれど…

水野 梓

競技かるたに情熱を燃やす千早(左)たちを描いた『ちはやふる』。最終局面を迎えている名人・クイーン戦はもちろん、新(中央上)や太一(右)との恋の行方も気になります

競技かるたをめぐる高校生たちの青春を描いたマンガ『ちはやふる』。ストーリーは名人・クイーン戦という最終決戦の局面を迎えています。2007年に連載が始まりましたが、当初は恋愛マンガになるのかスポーツマンガになるのか分からなかったといいます。作者の末次由紀さんは「自ら動くキャラクターと出会えた。それが作品の命になった」と振り返ります。『ちはやふる』の物語に命が吹き込まれた「シーン」や、百人一首の世界について聞きました。

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