「いいよね新聞広告」でも本音では…キンチョウが紙面に込めた皮肉

ユーモアで包み込む消費者の「違和感」

神戸 郁人

キンチョーが発表した、新聞広告をたたえる新聞広告。実は、意外な意図が隠されていたのです。

ウェブ上で買い物をすると、趣味に合わせた商品がオススメされます。便利な一方、心をのぞき見られるような、居心地の悪さを覚えることも少なくありません。そんな違和感を逆手に取った、「KINCHO」ブランドで知られる、大日本除虫菊(キンチョウ・大阪市)の新聞広告が話題になっています。「インターネット広告とは大違い!」。紙面に躍る文言とは裏腹な、ユーモアと皮肉にあふれたメッセージについて、取材しました。(withnews編集部・神戸郁人)

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