「買い物できない子どもたち」 駄菓子屋とともに失ったものは

「もうからないけど好き」から、残せる商売へ

松川希実
朝日新聞記者

駄菓子が壁一面に並ぶ「駄菓子屋いながき」の店内

街角から徐々に姿を消している駄菓子屋。子どもたちは「身近だった存在」とともに、経験の場を失っているーー。立ち上がったのは「元・駄菓子屋好きの子ども」でした。全国の駄菓子屋を行脚し、新たに店を開いたという男性に聞くと、失いたくない「価値」の残し方が見えてきました。

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