「私ならできない」ある車いすユーザーが思い出した〝苦々しい駅員〟

「普通に息をさせてほしい」という願いさえ押さえ込まれる現実がそこにあった

篭田雪江

相当な「面倒もの」扱いの対応を駅員にされたことはある=写真はイメージです

「生きやすさ」は与えられた「恩恵」ではなく「権利」――。車いすユーザーの女性が駅利用の際の不便さを訴えたブログが話題になっていますが、withnewsで車いすユーザーである自身の生活を発信し続けてくれている篭田雪江さんはどのように感じたのでしょうか。10年前に経験したある出来事と、それを経ていま考える「声をあげること」への思いを綴ってもらいました。

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