「ぜひ見てもらいたい蒸気機関車がある」記事を書いたあと届いた連絡

卒業生はあきらめない「やっぱり弁慶号は走っていなければ」

高橋 豪
朝日新聞記者

格納庫から「下工弁慶号」を押し出す下松べんけい号を愛する会の会員たち=2021年3月29日、山口県下松市、高橋豪撮影

今年で100周年を迎える国内最大級の鉄道工場「日立製作所笠戸事業所」がある山口県下松市。職人を生み続けてきた地元の県立下松工業高校(下工)では昔、実習で実際に使われていた蒸気機関車がありました。何度も復活運転を繰り返してきたその小さな車体は今も、市役所そばにシンボルのように置かれています。鉄道ファンの記者(25)が、「鉄道のまち」で見聞きした出来事をレポートします。(朝日新聞山口総局記者・高橋豪)

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