溶接面をかぶった女子高生、憧れの鉄道産業「学校お墨付き」の人材

「技術を生かせる職種に」夢かなえる

高橋 豪
朝日新聞記者

溶接の演習をする佐々木悠菜さんと、見守る生徒たち=2020年12月15日、山口県立下松工業高校、高橋豪撮影

今年で100周年を迎える国内最大級の鉄道工場「日立製作所笠戸事業所」がある山口県下松市。同じ1921年に開校し、技術者を輩出し続けてきた地元の工業高校にも、また巣立ちの季節がやってきました。その中には、笠戸事業所のおひざ元で育ち、自然と鉄道産業を志すようになった女子生徒もいました。鉄道ファンの記者(25)が、「鉄道のまち」で見聞きした出来事をレポートします。(朝日新聞山口総局記者・高橋豪)

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