福島県民の不安、世論調査でのリアルな数字 いま地元が心配すること

放射性物質への懸念、6割が「感じる」

○○の世論
朝日新聞世論調査部

常磐道の放射線量を測る作業員たち=2012年3月、福島県富岡町 ※画像の一部を加工しています

東京電力福島第一原発の事故では、空間放射線量が特に上がった地域の住民が国の「避難指示」で強制的に避難させられ、それ以外の地域でも、被曝(ひばく)への不安から多くの住民が自主的に避難しました。事故から10年。多くの福島県民は今なお、放射性物質が自分や家族の健康に与える影響について、不安をぬぐい去れずにいます。(朝日新聞記者・四登敬)

続きを読む