鉄道ファンをうならせた…SL名車の案内板に書かれた「締めの言葉」

日本の近代化を支え「誕生の地で休養をとることに」

高橋 豪
朝日新聞記者

「国民宿舎 大城」の駐車場に展示されているD51の592号機=2021年1月4日、山口県下松市笠戸島、高橋豪撮影

今年で100周年を迎える日本有数の鉄道工場「日立製作所笠戸事業所」がある山口県下松市。笠戸島の宿泊施設「国民宿舎 大城(おおじょう)」には、「鉄道のまち」らしくグリーン席がソファとして使われていますが、鉄道ファンをうならせるものが外にもあります。
瀬戸内海に面した丘の上に展示されていたのは、往年の名車。その説明版に書かれていた言葉は……。鉄道ファンの記者(25)が、「鉄道のまち」で見聞きした出来事をレポートします。(朝日新聞山口総局記者・高橋豪)

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