社用車選びで分かれた明暗 一枚上手だった名物社長の「生きる知恵」

「憧れの一台」を巡る悲喜こもごも

岸田ましか
漫画・イラストレーション

新しい社用車を見て喜ぶ、金物問屋の若手社員たち。その様子を優しく見守る社長の胸中とは……

戦争による傷が、まだ社会全体を覆っていた頃、東京の片隅で産声を上げた中小企業。10代で就職した少年は、勤務先の社長から、社用車の購入を提案されます。同僚たちと相談し、高級な外国車を選ぶことになるのですが……。貧しい時代を生き抜いた大人の「知恵と心意気」について、漫画家・岸田ましかさん(ツイッター・@mashika_k)が描きます。

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