ひかえめに言っても「変な品揃え」懸賞品ばかりの古着屋を作った男

原体験は「牛乳瓶のふた800種類」

宮廻潤子

Tシャツの棚を整える塩見さん

大阪・ミナミのアメリカ村にある「古着屋十四才」。控えめに言っても「変」な収集欲が生みだした混沌した店内には、懐かしいテレビ番組やCMの懸賞品として作られたTシャツなどが所狭しと並びます。なぜアメカジの聖地で日本の古着を売っているのか。離婚、友人の死、たまたまた空いたテナント……。店主の塩見大地さんの半生を聞きました。(朝日新聞記者・宮廻潤子)

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