最終日に復活した「お答えを控える」 菅さんが答弁できなかったもの

「こういう時ぐらい、こういうお金を使うの、やめたらどうですか」

南彰
朝日新聞記者

衆院本会議で特措法改正案の質疑で立憲民主党の長妻昭元厚労相に問いかけられる菅義偉首相=2021年1月29日午後1時39分、恵原弘太郎撮影

【金曜日の永田町(No.14) 2021.01.31】
新型コロナウイルス対策の遅れを指摘され、菅義偉首相は4日間の予算委員会の審議で、「答弁を控える」という答弁スタイルを改め、野党の質問にお詫びや「受け止める」という言葉を重ねました。しかし、最終日になって「控える」が復活。菅さんが答弁できなかったものは――。朝日新聞政治部(前・新聞労連委員長)の南彰記者が金曜日の国会周辺で感じたことをつづります。

続きを読む