マスク巡るWHO「二転三転」の裏側 医療は日々進歩、伝える難しさ

朽木誠一郎
朝日新聞デジタル企画報道部記者

マスクを着用して通勤する人たち=2020年11月19日午前、東京都中央区、西畑志朗撮影

新型コロナウイルスについて、ネットにはさまざまな情報が氾濫(=インフォデミック)しています。専門家の間でも意見が分かれることもある中、連日メディアやSNSで目に飛び込んでくる情報について、「何を信じていいのかわからない」と悩む人も多いのではないでしょうか。

このインフォデミックに対抗するためには、「情報に踊らされることを防ぐ」ための知識が必要です。今回はすっかり手放せなくなったマスクについて、紆余曲折したWHOの提言から、医療情報を見極める難しさを説明します。(withnews編集部・朽木誠一郎)

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