福島の山あいで「幸せ」を見つけた中国人 移住を決断させた〝後悔〟

「自分のことばかり考えていた」

小川 尭洋
朝日新聞記者

昨春から徐銓軼さんが住み始めた福島県三島町の古民家

東日本大震災をきっかけに、8年にわたって、福島県で暮らす中国人の男性がいます。奥会津の山あいで、町おこしを担っているいま。コロナ禍で上海にいる家族とは1年近く会えていなくても「近所の方々とあいさつをして、家族とビデオ通話して、一日を無事に終えるだけで十分、幸せ」と言えるまでになった、彼の日本での半生を聞きました。(withnews編集部・小川尭洋)

続きを読む