「完全に誤診」認めずスリップ 酒に「逃げた」マンガ家、解けた呪い

朽木誠一郎
朝日新聞デジタル企画報道部記者

まんきつさんがお酒に「逃げた」きっかけは「気分転換」。アルコール依存症は特別な人だけがなる病気ではありません。

マンガ家のまんきつさんは「アルコール依存症」と診断されたとき「『この程度で?』と疑問だった」と言います。一方で、大量の飲酒を止められず、家族に心配されても「これはノンアルコール飲料」「少ししか飲んでない」などとウソをついていました。

お酒に依存するようになったきっかけは、多くの人がお酒を飲む理由であろう「気分転換」。他人事ではないアルコール依存症と、そこからの回復の軌跡を描いたまんきつさんの作品『アル中ワンダーランド』の文庫化にあわせて、まんきつさんに話を聞きました。(朝日新聞・朽木誠一郎)

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