霞ヶ関から〝逃げ出す〟官僚たち 「白井大臣」のいない国会

野党時代、鳩山さんに迫った菅さんの面影は…

南彰
朝日新聞記者

午後10時を過ぎても多くの部屋に明かりがともっていた経済産業省本館=2017年7月、東京・霞が関

【金曜日の永田町(No.5) 2020.11.27】
「季節外れの桜満開」。安倍晋三前首相の後援会が毎年、「桜を見る会」の前夜に支援者を集めたパーティーの収支報告を政治資金収支報告書に記載していなかった問題で、東京地検特捜部が安倍事務所の秘書らの事情聴取に乗り出したことが明るみに出て、今週の国会は「桜を見る会」で大きく動きました。一方で、政権を支える官僚たちの異常な長時間労働と、うその数々も明らかに--。朝日新聞政治部の南彰記者が金曜日の国会周辺で感じたことをつづります。

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