「手話でも注文」スタバができるまで…「なぜ裏方?」からの奮起

少ないキャリアアップという〝現実〟への答えは……

平尾 勇貴
web屋

東京都国立市、北村玲奈撮影

今年6月、国立市にスターバックスコーヒーnonowa(ノノワ)国立店が開店しました。オープンしたばかりの店内には大きなサイネージがあり、受け渡しできる商品が表示されます。このスタバ、主なコミュニケーションの手段は手話です。聴覚障害のあるパートナー(従業員)が中心となって運営する国内初のサイニングストア(手話などのサインを主なコミュニケーションの手段にしたお店)として生まれました。自らも聴覚障害がある筆者が、スタバでは国内初のサイニングストアを訪問。主体的に働けることの大切さと、障害がある人が「普通に」働けるようになるまでの道のりについて考えました。(朝日新聞・平尾勇貴)

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