教室で行われた「公開処刑」宗教2世が「星の子」観て思い出したこと

私たちは「別世界の存在」ですか?

たもさん

「宗教2世」の境遇を描いた映画「星の子」。主人公の少女と同じく、親の影響で宗教団体に入った漫画家・たもさんに、当事者視点で魅力を語ってもらいました

俳優・芦田愛菜さん主演の映画「星の子」。両親が新興宗教に入ったことで、数奇な運命をたどる女子中学生の日常を描く、異色の作品です。幼少期、母の薦めで宗教団体の一員になった経験がある漫画家・たもさんは、「当事者のリアルを丁寧に表現した一本」と評価します。そして実際に鑑賞する中で、「宗教2世」の人々が抱える生きづらさを再認識したそうです。一般社会とかけ離れた存在とされがちな、信者の子どもたち。その等身大の姿について、映画の感想を交えつつ、たもさんにつづってもらいました。

続きを読む