父はアルコール依存、母は新興宗教…娘が親を「他人」と思えるまで

朽木誠一郎
朝日新聞デジタル企画報道部記者

2日に1回は泥酔して帰宅する父、新興宗教に救いを求めた母。父は飲酒運転で車を燃やしたり、風呂で溺れかけたり、娘に暴力を振るったり。母親はやがて、自殺――。マンガ家の菊池真理子さんはそんな家庭環境の「サバイバー」です。

当時はどれだけ迷惑をかけられても「大した問題じゃない」、時には「自分が悪い」と思うことさえあったという菊池さん。自分の家庭を客観視できるようになるまでを振り返っていただきました。(朝日新聞・朽木誠一郎)

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