母親ばかりのPTA、でも会長は…少数派の父親が感じた居心地の悪さ

丹治翔

PTA活動、父親の場合は「少数派」ということもモヤモヤの種に(写真はイメージです)


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子どもが小学校へ入学すると、日々の子育て以外に関わりが出る一つがPTA活動です。学校とのつながりが増える一方、負担の大きさから敬遠されることもあり、父親の場合は「少数派」ということもモヤモヤの種となっています。広島県の会社員で40代の川内涼さんが小学校のPTA役員を引き受けた時は、15人のうち父親が会長以外おらず「初めは居心地が悪かったです」。「父親ももっと関わりたいのでは」と感じる場面もあったそうですが、翌年に会長を務め、次に引き継いだ時も、比率に変化は起きませんでした。「学校での子どもの様子を知れる貴重な機会でしたが、父親参加のハードルを感じました」と振り返ります。

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