「女の子になりたい」サンタさんに宛てた手紙 性と向き合った31年

「私には無理」という諦めを壊したもの

神戸 郁人

男性に生まれたことに疑問を持ち続けてきた、水谷ゆうこさん。幼い頃、クリスマスプレゼントとして女性になることを望み、手紙に思いをつづったそうです。自らの本心と向き合う日々について聞きました(画像はイメージ)

生まれながらの性別と、望む性別とが一致しない人々がいます。水谷ゆうこさん(31)も、その一人です。「普通の男の子」として成長する中で、自らの体に違和感を覚えてきました。声変わりや、男性特有の体臭に悩んだ思春期。結婚生活を経て、「女性になりたい」との本心と向き合えた日々。やがて性別適合手術を受けることを決意したという水谷さんに、自分らしい人生へと踏み出す勇気が持てるまでの歩みについて語ってもらいました。(聞き手=withnews編集部・神戸郁人)

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