「マイナー競技」食べていける? 五輪延期の裏側、選手が明かす胸中

足立和也
カヌー選手

カヌー・スラローム男子カヤックシングルの東京五輪代表になった足立和也選手。

東京五輪日本代表に内定したカヌー・スラロームの足立和也(29)選手。カヌーの名門・駿河台大学を中退して世界への挑戦を決意、環境の良い山口県に移住して練習を積みました。

コーチ宅に居候、アルバイトをしながらの海外遠征――苦労が実を結び、ついにライバルを逆転してオリンピック初出場へ。しかし2020年3月24日、そんな足立選手の元に「東京五輪延期」のニュースが届きます。

先の見えない社会情勢の中、オリンピック選手は今、何を考え、どんな生活を送っているのでしょうか。またカヌーという、いわゆる「マイナー競技」でいかに「食べていく」ことができているのでしょうか。足立選手本人が紹介します。

続きを読む