「1%でも可能性を残して」高校生の願い…特別な文化祭ができるまで

悔しいとき、どうしようもないとき、同じ思いをしている人がいると思います。

金澤 ひかり
朝日新聞記者

桐朋祭で掲げる横断幕の準備をする生徒たち=8月上旬

新型コロナウイルスの影響は、学校の文化祭にも及んでいます。自分や周りの健康を守らなければならないのはわかっているけれど、学校生活でのかけがえのないイベントも大事にしたい。そんな気持ちに揺れる高校生がいます。「大人たちには1%でも可能性を残しておいてほしい」。受け入れがたい現実を前に、どんなことを考え、行動したのでしょうか? 文化祭にかける高校生の姿を追いました。

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