Tシャツにでかでかと「警告」 障がい者への無理解をデザインに

コロナ禍で作ったことにも意味が…

金澤 ひかり
朝日新聞記者

発起人の上田治彦さん(左)ら、アンチTシャツの制作に携わっているメンバー=社会福祉法人ライフサポート協会提供

自閉症スペクトラムの人と接するときは、「言う」だけでなく「見てわかる」ように伝えてほしい――。そんな思いが込められたTシャツを、大阪市にある社会福祉法人がつくりました。Tシャツに書かれているのは、児童精神科医のある言葉。「福祉に興味がない人にこそ興味を持ってもらいたい」と作られたTシャツは、6月末までに100枚近くが売れました。コロナ禍で作られた「文字だらけ」のTシャツに託した思いを聞きました。

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