コロナで大学に戻れない 米へスポーツ留学した日本人学生の今

橋本佳奈

ワシントン大学への留学生・荒川夏帆さん(右)の今年1月のテニスの試合の様子。今は帰国し自宅待機となっている=本人提供

米国へスポーツ留学をした大学生アスリートに、新型コロナウイルスで帰国を余儀なくされた人がいます。大学スポーツがビジネスと直結している国だけに、試合中止は、部活動そのものの存続に関わります。一方、大学横断で大学生アスリートを支援する仕組みも生まれています。豊かなスポーツ文化を支える存在である大学生アスリートを助けるためには何ができるのか。一時は「ここで終わってしまうのか」とさえ思い詰めたという学生の経験から考えます。

続きを読む