「女装は成り行き。でも店に立てないのは寂しい」 ドラァグとコロナ

小野美由紀
作家

ドラァグクイーン・アクセルジルガーマンとして舞台に立つTさん。

新型コロナウイルスによって、エンターテイメント業界や飲食業界は大きな打撃を受けています。「ドラァグクイーン」として、女性の姿をしたパフォーマンスでお客を楽しませてきたTさん(30)も、その渦中にいる一人です。

仕事場であるバーやクラブが外出自粛で一変し、生活の危機に立たされるクイーンたちも少なくありません。Tさんが語る来歴や現在の生活、コロナによって変わった夜の街の姿とこれから――。

「コロナ禍における人々の生活」を見つめる作家・小野美由紀さんがインタビューします。(作家・小野美由紀)

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