1浪して国立大卒でもなれたプロ野球選手 今も守る仰木監督の教え

新井選手に教わった「聞く耳」の大切さ、北川智規さんのセカンドキャリア

Hideko Ono

オリックス・ブルーウェーブ(当時)にドラフト7位で入団した北川智規さんと仰木彬監督。=北川さん提供

働き方が多様化する時代、セカンドキャリアを考える人は増えています。中でも、大きな「ジョブチェンジ」に直面するのがプロスポーツ選手です。現在、会社員の北川智規さん(42)は大学生時代、ドラフト7位でオリックス・ブルーウェーブ(当時)に入団しました。大学時代は日本代表選手に選ばれるなど、華々しい経歴の裏には、「質」にこだわった練習理論と、広島の新井貴浩選手から教わった「聞く耳」を持つ姿勢がありました。強豪校ではなく、あえて国立大に1浪して入った理由。仰木監督のマネジメント力のすごさ。畑違いの世界でも、引退後の会社員生活にもいきてくる「気づき」について聞きました。(ライター・小野ヒデコ)

続きを読む