開口一番「謝罪と賠償を」北朝鮮での大学生交流「溝」から得た気づき

北朝鮮にある平壌外国語大学であった日本人大学生との「大学生交流」

「なぜ日本語を勉強しているのですか?」「我が国を植民地化した日本から謝罪と賠償を得るためです」。2018年8月、大学生同士の交流をするため平壌を訪れた私を待っていたのは、そんなやり取りだった。ところが、話をするうちに趣味や学生生活の話などで会話が盛り上がり、いつしか、家族の話や恋バナもするように。国同士では緊張関係が続く両国。同世代の草の根交流から見えたのは「今ある溝をまず受け入れる」という一つの気づきだった。(笑下村塾・仙道洸)

続きを読む