職場で避けていた「相模原事件」 障害者に換わる呼び名、創造する時

篭田雪江

満開の梅の花=2020年2月11日午後、筋野健太撮影

車いすユーザーである篭田雪江さんは、心身に障害を抱えた人が働く職場で働いています。昼食時や休憩時間、仲間との会話で避けてきたと思うのが、相模原市の津久井やまゆり園で障害者19人が殺害された事件です。その理由を考える中で、「障害者、という言葉を使う勇気がなくなっていた」と言います。篭田さんは、今、「障害者」に換わる言葉を考えようとしています。事件の月命日である26日、「障害者という言葉の先」について、思いをつづってもらいました。

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