自己啓発本が売れ続ける理由、専門家が指摘する「猿山の論理」

「誰もが成功できる」という言葉の裏に隠されたもの

神戸 郁人

いつの世も、需要が絶えることのない「自己啓発」。生物としての本能との、意外なつながりを考える、専門家の指摘について深掘りしました。

書店に並ぶビジネス本に、「能力開発」をうたうセミナー。こうした営みは一般に「自己啓発」と呼ばれます。一定のノウハウさえ学べば、学歴や職歴に関係無く、誰でも社会的に成功できる――。魅力的な触れ込みとは裏腹に、「効果がない」などの批判が寄せられることも少なくありません。実情について専門家に尋ねてみると、「猿山の論理を体現している」という言葉が返ってきました。果たして、その真意とは?(withnews編集部・神戸郁人)

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