若者に刺さる高級腕時計「店員より詳しい」 ネットが変えた消費行動

榊原謙

米腕時計メディア・ホディンキーとオメガが組んで製造された限定品の「スピードマスター」=東京都渋谷区、榊原謙撮影 ※写真説明を修正しました

腕時計に関する記事をウェブサイトや雑誌で展開する米国の有力腕時計メディア「ホディンキー」が、初の海外版となる日本語のサイトをつくりました。年内に雑誌も発行する予定で、日本の愛好家の注目を集めています。高級腕時計の輸入大国の香港や中国ではなく、人口減や少子高齢化が進んで個人消費も盛り上がらない日本を進出先に選んだのはなぜか。ホディンキー創業者のベンジャミン・クライマーさん(37)らへのインタビューを通じて、日本市場の特徴を探りました。

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