「アルビノがしんどい」26歳女子、「白い髪」と向き合い知った幸せ
「ふつう」への憧れと向き合う、アルビノ女子の物語
筆者の神原由佳さん。写真は、幼なじみでデザイナーのいとかな(cana ito)さんが撮影・提供
「私なんて、生まれてこなければよかった」。アルビノの社会福祉士、神原由佳さん(26)はそう思ってきたといいます。生まれつき白い髪と肌。他の人と外見が異なることのしんどさゆえに、涙した日々。膨らみ続ける「ふつう」への憧れから、彼女を解き放ってくれたのは、友との出会いでした。同調圧力に押し潰されそうになりながらも、やがて自らの「色」を受け入れるまでの歩みについて、神原さん自身につづってもらいました。