役に立たない研究をする理由 マンボウとクマムシ研究者に生まれた絆

マンボウとクマムシの研究者に共通していたのは……

野口みな子

クマムシを研究する鈴木忠さん(左)とマンボウを研究する澤井悦郎さん=瀬戸口翼撮影

マンボウとクマムシという、交わることのなさそうな生き物を今夜、比べてみました。インターネットで「最弱」「最強」とネタにされる生き物を、専門の研究者が新しくて正しい情報で紹介するトークイベントを開催。125年ぶりの新種発見で大ニュースなマンボウに対し、「だいたい新種」なクマムシ。両者に共通するのは、ニッチすぎてすぐに役立つかわからないということ。それでも研究を続ける二人の言葉からは、好奇心を大切にしたいという思いが伝わってきました。

続きを読む