捕鯨は残酷? ノルウェーの船上解体で目の当たりにした「行為」

初見翔

記者が乗船した捕鯨船が捕ったミンククジラ=2019年7月27日、ノルウェー領スバールバル諸島沖

クジラを殺し、食べることはなぜ「残酷」と言われてしまうのでしょう? クジラにまつわる疑問の根っこを探るため、捕鯨船に乗り込んで挑んだ密着取材。そうして訪れた初めての捕獲、目の前で進む解体。たしかに激しい……。でも、私の心に生まれたのは「残酷」とは少し違う気持ちでした。日本が31年ぶりに商業捕鯨を再開した今年の夏、ノルウェーの捕鯨船から「命を食べて生きる」ことについて考えました。
(朝日新聞記者・初見翔)

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