弟と母まで修士の同級生に…「三十路大学院生」の今 浪人・留年重ね

影山 遼

「三十路大学院生」の今(写真はイメージ)

三十路に突入した修士2年の大学院生の男性がいます。気づけば弟も同じ修士2年。「勉強がしたくなった」と60歳を過ぎて大学院に進んだ母親も修士2年。親兄弟3人とも「同級生」です。専門は「日本で研究している人がほぼいない」というニッチな分野。浪人と留年を計6年経験し、ずっと学生を続けています。将来に悲観しつつも、明るい未来を信じているという男性の「キャンパスライフ」を聞きました。(朝日新聞デジタル編集部・影山遼)

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