「ジョーカー」に抱いた「この上ない爽快感」 赤木智弘さんに聞く

ベネチア国際映画祭でジョーカーのコスプレをする観客=ロイター

映画「ジョーカー」(トッド・フィリップス監督)は、貧困や差別の問題を描いた内容が話題を呼び、ベネチア国際映画祭では最高賞を受賞しました。悪のカリスマの誕生を描く映画について、ロスジェネの代弁者として発信を続けてきた赤木智弘さんは、「この上ない爽快感を味わうことができた」と言います。そして、世にあふれる映画への評価の中には「都合のいいレッテル貼り」があると指摘。それこそが「ジョーカー」が浮かび上がらせた「悪の姿」だと問題提起をします。「『丸山眞男』をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。」で注目を浴びた赤木さんに、「ジョーカー」を読み解いてもらいました。

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