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「やば可愛い」午のかまぼこ飾り切り100万回表示 切り方を紹介
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もうすぐお正月。かまぼこメーカーが、午(うま)年にちなんだかまぼこの飾り切りをX(旧Twitter)に投稿したところ、100万回表示されています。かまぼこの赤と白も巧みに生かした飾り切りは「超絶技巧」のように思われましたが、実はそんなに難しくないそうです。作り方を教えもらいました。
お待たせしました!鈴廣かまぼこソムリエの力作!
かまぼこの飾り切り「午」のお披露目です
みなさんもぜひチャレンジしてみてください
紅白どちらでもかわいく仕上がります
かまぼこの本場・神奈川県小田原市のかまぼこメーカー「鈴廣かまぼこ」のX(@szhr1865)の投稿が100万回以上表示されています。
来年の干支(えと)である午を一切れのかまぼこで見事に表現した作品に、「やば可愛い」「素敵すぎます」「え!可愛い 作ってみよー」といった反応が寄せられています。
切り込みにかまぼこを差し込むことで、午のたてがみを表現しています。
一見複雑で難しそうですが、同社は「見た目の印象に反して工程は複雑ではなく、飾り切りが初めての方でも、気軽に挑戦していただけます」といいます。
午の飾り切りの手順は次の通りです。
(1)かまぼこを12ミリの厚さに切り、3ミリ幅の切り込みを7カ所入れます
(2)切り込みにかまぼこを差し込み、たてがみをつくります
(3)耳と鼻になる部分を残して斜めに切ります
(4)耳の形になるように三角に切り取ります
(5)(3)で切り落としたかまぼこの赤い部分にストローを刺して午の目を作ります
(6)ストローで目をくりぬいて、(5)で作った赤い目を入れます
必要な材料はかまぼこ一切れ。道具は包丁とまな板、ストロー。これなら手軽にチャレンジできそうです。
午の飾り切りを考案したのは、「かまぼこソムリエ」という資格を持っている社員。
これは、鈴廣かまぼこ独自の社内認定資格です。かまぼこの歴史や製造工程、業界の知識などを面接と筆記・実技試験で問い、幅広い専門知識を持っている社員にだけ与えられる特別な資格だそうです。
かまぼこの曲線やしなやかさを生かし、紅白かまぼこの色彩と形状を取り入れたデザインに仕上げた点は、かまぼこソムリエならではの発想です。
重箱のおせちだけでなく、ワンプレート料理やお雑煮など、お正月料理に幅広く活用できる飾り切りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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