「タイピングが上手な少女」が全国屈指のアプリ開発者になるまで

岩崎 賢一
朝日新聞VMエディター

全国屈指のアプリ開発者でありながら、「やりたいことを絞らない」という西林咲音さん

作ったアプリが次々とアプリ甲子園で紹介された西林咲音さん(18)は、その実績が認められ慶応義塾大学に入学しました。ITのスキルが教育現場でも注目される時代、当事者である西林さんは「エンジニアは通過点」と言い切ります。子どものころからバトントワリングや体操、ピアノなどを習い、今もアカペラサークルに入るなど「コードを一人で書き続ける」生活とは無縁です。Z世代の当事者が、今、何を見つめているのか。「やりたいことを絞らない」西林さんの生き方から考えます。

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