時代と共に進化「信楽焼タヌキ」の意外な姿 バブル感じる土産探して

タヌキの置物で有名な信楽には、バブルの痕跡は残っているかーー。

山下メロ

信楽にある、子どもの安全のため「しがらきっ子110ばんの家」の旗(左)と陶器製の人形(右)

タヌキの置物で有名な信楽には、バブルの痕跡は残っているかーー。かつて、バブルから平成初期にかけて、日本中の観光地で売られていた雑貨みやげ「ファンシー絵みやげ」。懐かしいタッチのイラストが特徴的な商品たちです。「平成文化研究家」の山下メロさんは、時代の流れとともに消えていったこの「文化遺産」の保護を続けています。全国的に売られていたこのお土産ですが、滋賀県ではあまり取り扱われていなかったといいます。そんな空白地帯を調査すると、「信楽焼」やその「タヌキ」が映してきた時代の変化に触れることに。山下メロさんのルポでご紹介します。

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