土産店員のジェンキンスさんに会いたくて 横たわる「長すぎる時間」

ジェンキンスさんに会いにいった山下さんが見つけた、「ファンシー絵みやげ」との意外なつながりとは。

山下メロ

チャールズ・ジェンキンスさん(右)と山下メロさん

80~90年代に日本中の観光地で売られていた雑貨みやげ「ファンシー絵みやげ」を集める山下メロさん。時代の流れとともに消えていった「文化遺産」を、保護するために全国を飛び回っています。2015年には、新潟県の佐渡島を訪れていました。そこで出会ったのは、北朝鮮から来日し佐渡で暮らしていた故・チャールズ・ジェンキンスさん。佐渡では観光施設の売店で働いていたことはご存じでしょうか? お土産を研究する者として会いに行った山下さんは、「ファンシー絵みやげ」との意外なつながりを見つけ、時代の流れに思いを馳せました。

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