選挙に行ったら意識高い系って……大学生が教えてくれた政治の話し方

高野 真吾

7月21日に投開票された参院選で、投票に向かう深沢留衣さん(画像の一部を加工しています)=都内、いずれも高野真吾撮影

1カ月前の7月21日に投開票された参議院選挙では、投票率が50%を切りました。2人に1人の有権者すら投票に行っていない状態で、若い世代ではもっと減ります。そんな多勢の動きと真逆にいる、1人の大学生に会いました。参院選には、もちろん投票に行ったほか、家族にも選挙の話を振り、家庭内の「政治スルー」を打ち破ったと言います。「意識高い系と呼ばれることですか? 気にしないですね」。投票を「割と楽しみ」と語り、等身大な姿で選挙を受け止めた若者から、政治と接する「きっかけ」について考えてみました。(朝日新聞記者・高野真吾)

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