「嫌われ者だから」菌に魅せられた写真家「カビ映え」で始める世直し

「カビ」に心を奪われ、写真を撮り続ける男性の、心の核となる思いを聞きました。

野口みな子

「カビ」の写真を撮影し続けるMark fujitaさん

深海生物や量子力学、天文学に打製石器……さまざまな学術ジャンルをモチーフにした創作作品などを販売するイベント「博物ふぇすてぃばる!」が開催されました。出展者の愛とこだわりの深さに、会場ですれ違うお客さんから「マニアックすぎる……」という声も漏れます。ひときわ目立つのは、奇妙な帽子をかぶった男性です。「固定概念をなくしたい」。「カビ」に心を奪われ、写真を撮り続ける男性の、心の核となる思いを聞きました。

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