もう「歯磨き粉」呼ばわりはさせない! チョコミント味苦難の歴史

城 真弓

チョコミント菓子がまとめて陳列されているドラッグストアの商品棚=2019年5月30日、北九州市小倉北区、城真弓撮影

日を追うごとに暑さが増し、何かひんやりしたものが食べたいなぁと「涼」を求めることが多くなってきました。アイス、クッキー、パン、飲み物……。店頭に並ぶのは、夏季限定のチョコミント味の商品。そういえばここ数年、スーパーやコンビニで、このさわやかな水色のパッケージをよく見かけるようになりました。小さい頃からチョコミントが好きで、今でもアイスクリーム屋に行けば、必ずチョコミントを注文。でも、家族からは「歯磨き粉みたいでおいしくない」「人間の食べるものじゃない」と不評で、肩身の狭い思いをしてきました。苦手な人も多いはずなのに、どうして突然、こんなにブームになったのでしょうか。(朝日新聞西部報道センター記者・城真弓)

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