「先生の自由、急激に奪われている」残業代裁判で本当に訴えたいこと

牧内昇平

残業代裁判への思いを語る田中まさおさん。埼玉県内の公立小学校で4年生の担任を務めている=2019年5月17日、さいたま市、牧内昇平撮影

たくさん残業しているのに、その分の給料がもらえないのはおかしい――。埼玉県内の小学校に勤める先生が、残業代を求める裁判を起こしています。現役の先生があえて声を上げた背景には、「先生の自主性が急激に奪われている」という危機感があったそうです。原告の田中まさおさん(仮名、60歳)に思いを聞きました。

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