大人になっても続く「普通じゃない」の呪縛 不登校経験者の苦しみ

金澤 ひかり
朝日新聞記者

調査の内容について不登校研究会で話し合ったことを書き留めたホワイトボード

不登校の苦しさは、学校に行けない期間だけでなく、社会人になった後も続くことがあります。「学校に行けなかった自分は『下の人間だ』」。そんな思い込みから、不登校の経験にふたをして「自己否定感」を生んでしまう。人間関係に影響を与えることも……。「生きづらさから少しでも楽になってほしい」と話す教育社会学者でシューレ大学スタッフの朝倉景樹さんに話を聞きました。

続きを読む