「気まぐれ」解散風はやんだのか 永田町の疑心暗鬼が消えない理由

藤田 直央
朝日新聞編集委員

吉本新喜劇メンバーの表敬訪問を受ける安倍晋三首相(右)。「衆参同日あんのかい」という西川きよしさん(左)のつっこみには苦笑した=6月6日、首相官邸

「風というものは気まぐれで、誰かがコントロールできるようなものではない」。安倍晋三首相がそう語った衆議院の「解散風」は、吹いているのかいないのか。夏の参院選にあわせたダブル選挙は見送られましたが、政治家がひしめく永田町では疑心暗鬼が尽きません。そもそも「解散風」って、どんな風?(朝日新聞編集委員・藤田直央)
*通常国会閉会時の安倍首相の記者会見での発言を受け、6月27日に内容を更新しました。

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