うどんそば、トーストまで……「レトロ自販機」愛しすぎた男

高橋健次郎

2017年9月に埼玉県内で撮影したトーストの自販機=野村誠さん提供

トーストやうどんそばなど、「昭和」の香り漂うレトロな自動販売機を愛してやまない人がいます。自販機ごとに味の「格差」があり、ごくまれに真っ黒焦げのトーストなど、とんでもないモノが飛び出すことも。それでも「想定外」という魅力があるようです。バブルへとつながる時代の面影を伝えるレトロ自販機たち。偏愛を通じ、今の時代だからこその渇望を考えました。(朝日新聞記者・高橋健次郎)

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